ACIM WB Lesson 48:There is nothing to fear.
Workbook for Students
Lesson 48:There is nothing to fear.
「恐れることは何もない。」
シンプルなフレーズのレッスンですが、今回もとてもパワフルな学びを得ました。
Fear(恐れ)というと、なにか途方もなく恐ろしいもの(怪物とか幽霊とか)を対象に、その対象からなにか危害を及ぼされることによる防衛本能と何気なく理解していることが多いと思います。
ですが、日々のちょっとした心の動きを観察すると、恐れとは実はそんなに大げさなものばかりではなく、たいしたことのない(と認識している)苛立ちとか、不安定感のなかに潜んでいるものの方が数としては圧倒的に多いのです。
友人からのお誘いを断った後に感じる軽い罪悪感は、友人を傷つけたのではないかという恐れ、あるいは嫌われやしないかという恐れ。
計画通りに進めていくこと、例えばお掃除の真っ最中に猫ちゃんがお腹を空かせて目の前に立ちふさがっって邪魔をしたりするときの苛立ちは、自分の時間が奪われるのではないかという恐れ。
朝鏡を見て、新たな額の皺を見たときの落胆は、老いていくことへの恐れ。
こうして観察、考察していくと、人類のほぼ全員の生活の基盤は、”Fear(恐れ)”であることに気付く。
それはそうだろう。恐れを基盤としたゲームなのだから。
だからそのゲームを続ける上では、恐れは大切なデフォルトとなる。
大切なのは、そのゲームを続けたいか、止めたいか。
ゲームを続けながら「何も恐れることは無い。」は不可能だし、
ゲームを止めたのなら「恐れることなどなにも無い。」は当たり前なのです。
ではまた♡