ACIM WB Lesson 26:My attack thoughts are attacking my invulnerability.
Workbook for Students
Lesson 26:My attack thoughts are attacking my invulnerability.
「わたしの攻撃思考がわたしの確固たる強さを攻撃している。」
ACIMは実に理論的に人間のスピリチュアリティを解説している。
目覚めたい、悟りたい、真実を知りたい、という願望を持つ人は多い。
それぞれがその人独自の人生展開の中で、いろいろなストーリー、ドラマを体験し、その人に最適な方法とタイミングでコアに近づき、帰っていく。
感情や心が主流の人にとっての方法は、感情や心がメインの人に適した方法をみつけだす。
思考(言語)が主流の人にとっての方法は、思考(言語)がメインの人にとっての方法が与えられる。
体感が主流の人にとっての方法も、体感がメインの人にとって最高の手段が見いだせるようになっている。
Vipassana瞑想、ヨガ、書からのスピリチュアルの学びなどを通して少しずつ不要なものが削げ落ちてきた実感はあるが、頭でっかちなわたしはどうしてもそれを理論体系で言語として了解してみたかった。
この世の分離という幻想を信じ実証しようとする自我という名の小さなわたしは、分離しているがゆえに、その個々が競い合い、傷つけ合い、攻撃し合うことが可能だと信じる。恐れをベースとする自己防衛だ。
分離した対象を攻撃できるのであるから、分離した対象からの攻撃や反撃もありだ。攻撃や反撃されることによって傷つく自分というのも可能になる。そして対象を攻撃することにより相手を傷つけることもできる。
この思考メカニズムは、最初に自我が自分を傷つけることにより発動する。
ちょうどこのプラクティスをしている時に、夫から夫の友人から一晩泊めてくれないかと打診があったと告げられた。
隣の州アリゾナで陸軍の訓練期間を終え卒業式の後シアトルに運転して戻るのだが、その途中で我が家で一晩宿泊をしたいということだ。
彼は昨年末にも立ち寄ってくれ、一晩泊まっていった。一緒にラスベガスのニューイヤーズ・イブの花火をバックヤードで楽しんだ。娘や息子と同年代の気の良い青年だ。
泊めて差し上げたい。でもずっと団体行動をしていた人を泊めることへの恐れもあった。夫には返答を少し待ってもらった。
そして早速このレッスンに当てはめてみた。
「わたしの懸念は夫の友人を家に泊めることです。」
「わたしの恐れているのは①夫の友人がコロナ感染をしていた場合、わたしたちも感染してしまうかもしれないということです。」→「その考えはわたし自身への攻撃です。」
「わたしの恐れているのは②夫の友人がもしわたしたちにコロナ感染をうつしてもそれを責められず悶々とするかもしれないということです。」→「その考えはわたし自身への攻撃です。」
「わたしの恐れは③夫の友人が来ることによってダイエットがまたもとに戻ってしまうかもしれないということです。」→「その考えはわたし自身への攻撃です。」
「わたしの恐れは④夫の友人が来ることによって食事の準備とかか大変だということです。」→「その考えはわたし自身への攻撃です。」
「わたしの恐れは⑤夫の友人の来訪により、接客のわずらわしさを感じるかもしれないということです。」→「その考えはわたし自身への攻撃です。」
「わたしの恐れは⑥わたしはStay home orderが出て以来、白髪を染めていないので、夫の友人はわたしを見て随分老けたなと思うかもしれないということです。」→「その考えはわたし自身への攻撃です。」
一つの懸念に対して、5,6項目の恐れるシナリオを挙げるというのが今回のレッスンなのですが、最初わたしは上記の①しか思いつかず、また①のみが懸念から派生する困ったシナリオだと信じていました。
しかし心の奥深くまで探求し、認めたくない本心を洗いざらし引っ張り上げることに成功しました。
①以外は自分勝手な理由と自分が判断したシナリオです。しかしその①以外がとても重要な意味を持つものだと理解しました。特に⑥なんかかなり認めるのに抵抗がありました。なんだかんだと理由をつけてこの部分を見ないようにしていました。笑いますね。
①は自己正当化されやすいものであるため、なんとなくそれを本心にすり替えていたようです。
その①も含め、全ての心配されるシナリオを挙げた後、「その考えは私自身への攻撃です。」と宣言したとき、意識が大きく変わりました。
自分の中の恥ずかしい、ずるい、自己中と自己判断している部分、それらは全て”自分に対しての自分からの攻撃”の違う形の現れであったのです。
腑に落ちました。自分を攻撃する必要などないわけです。攻撃などする意味もなかったわけです。
即座に夫に伝えました。
「お友達泊めて差し上げましょう。」と。
今は心からお友達の来訪を楽しみにしています♪
ではまた♡