Kizuki Cafe by ACIM実践者ルルジュゴン

ACIMの実践を通して、ルルジュゴンがラスベガスから愛のエネルギーをシェアします♡

ヴィパッサナー瞑想10日間合宿(二回目)の記録

 

Vipassana Meditation

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9月23日 (日) 記入
体重   体脂肪率   ダイエット ヽ(*´▽)ノ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Day 409

2600年も前に釈迦が様々な修行の後に辿り着き、

遂には悟りに至ったという瞑想法、

ヴィパッサナー。

その瞑想10日間合宿に参加した。

今回二回目。

初回は昨年6月。

貴重な体験となった。

思いつくままに要旨を以下纏めてみる。

かなりワインが回っているので、あくまで今思い出すことのみ。

この瞑想合宿の基本情報、

10日間話すことアイコンコンタクトを始めあらゆるコミュニケーションは遮断され、

完璧に自己と向き合うことが要求される。

ほぼ一日中瞑想(11時間)そしてDiscourse(講義)が1時間。

食事はベジタリアンで6時半の朝食、

11時の昼食、夕食(5時)はカフェインの無いお茶のみ。

蜂蜜は了承を得たので信じられない程のあま〜いお茶が定番となった♪

初日は新ビジネスの構想やアイディアがどんどん浮かんできて、

気分は随分盛り上がったが、Anapana瞑想に集中出来ない。

呼吸を観察始めるも、1,2分後には思考が暴走する。

インスピレーションが働き、

即座に書き留めたくなる程の名案が浮かんだり、

クヨクヨとまだ起こってもいない先のことを案じてみたり。

心定まらず。



二日目からはビジネスのことも余り考えなくなる。

集中した途端、

頭の背後にショートフィルムのように様々な映像が流れ始める。

驚くほどのスピードで幼少期、過去生(?)と思われるいろんな国や風景、

人物、アラスカであったり、モンゴルであったり、

ピラミッドであったり、中国であったり、西洋であったり、

武士であったり、貴族であったり、みすぼらしい子供であったり、

遊女であったり、老人であったり、男であったり女であったり、

月であったり、火星であったり、、、

全てを基本概念の時間に置き換えて上映すると、

ゆうに数年はかかるであろう映像情報が一気に入ってくる。

複数の映像が多面的に同時進行で超高速で流れるが、

全て理解可能。

全部自分だと知っていることばかり。



それから数日は頭が締め付けられては眉間がパンパン弾ける現象が、

10分15分おきに起こる。

「今」に焦点が合うと、暗闇の奥行きが広がり、

Sony Virtual Realityの上映前のような感じになり、

そして火の玉のようなメラメラした熱いものが浮かぶ。

紫が多いが黄色や黄金色、眩しいほどの光となることもある。

形は七変化。綺麗なハート型になったりもする。

右目から感情を伴わない涙が何度も流れ落ちる。

そして変わらず、過去世、未来世、現世のショートフィルムは留まり無く流れている。

先生に訊ねると「古いサンカーラ(業)が浄化していくプロセス」とのこと。

瞑想がうまく進んでいる証であるとのこと。


過去も現在も未来も全て一点(この瞬間)に集約されていて、

全てはあらゆる次元で同時進行している。

周波数が変わるたびに違う世界に移動しているが、

記憶という統合作用によりそれに気付かないからくりになっている。

釈迦が過去世について一人の弟子から質問を受けた時、

実在しない過去世を思い悩むのでは無く、

現在を見なさいと言った意味を知る。

過去も未来も現在に含まれているのだ。

意識が針穴の様な一瞬に焦点が合うと、時空を超え、自我が溶解する。

右も左も今も前も身体というフレームも消える。

自分がどこにいるか、もはやわからん。しっかり身体の中にいなければ、

と意識し続ける。



6日目、幼少期(1歳位)の自分と

足踏み式のミシンを踏む母の姿が写真として浮かぶ。

白い上着を着て自分から見て左側が少し掛けたボタン。

服のゴワゴワした素材も思い出す。

母の笑顔が異様に嬉しくて、

突然悲しくなり涙と鼻水が止まらなくなる。

微動だに不動を要求される瞑想の時間だったので、

ぐしょぐしょの顔のまま1時間。

意味がわからぬまま悲しくて悲しくて。

このまま瞑想が深まると精神的にきつくなりそうなので先生に相談。

椅子に座っての瞑想で少しリラックスしたほうが良いかもしれないと提案されるも、

そのまま床に座っての瞑想を続ける。



号泣のあとはスッキリして本来の瞑想の訓練状態に入ることが出来た。

頭のてっぺんからつま先まで光の粒子が一気に駆け抜ける。

そして全身のありとあらゆる部分の微細なセンセーションを客観的に虫眼鏡で観るように観察する。

あらゆるセンセーションは全て同じもの。

良い悪い、気持ち良い気持ち良くない、好き嫌い、重要度の違いは一切なく、全て同じ。

ただただ見つめる。

医者が外科手術をするように、自分の身体を切り離してじっくりと観察。

そして全てのものは刻々と刻々と変化していることを知る(Anicha)。

落ち着いたココロ(Equanimity)を崩さずただ観るだけ。

人間の六感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚、意識)に外界の何かしらがぶつかると、

そこに身体の反応が起こる。

そして潜在意識、無意識で人はその身体の変化に好き、嫌いで反応している。

Craving(渇望)とAversion(嫌悪)、

そしてその仕組を理解しないIgnorance(無知)、

それらが生きることを苦しみで満たすことになる。

因があり果ある。ドンドン苦しみの種が増え続ける。



身体のセンセーションは、流れる川のように、

雲のように、次から次へと刻々と変化し続けている。

それは自然の法則(Dharma)であって、

逆らわずにただただ受け入れていると全てはうまくゆく。

自分で制御は出来ないし、コントロールしようとすると歯車が狂う。



その歯車(カルマ)を逆走させる(本来の流れに戻す)には、

身体の変化を客観的に観察し続ける必要がある。

さもなければ人は無意識にただただ反応し、翻弄され、

その先には苦しみしかない。

自我から離れて完全に自立出来た時に自由と解放があり、

本来のエゴの無い自分となる(Anata)。

そこにあるのは愛と平和と調和と慈悲である真の自分の姿。



瞑想の中、

ベースチャクラから頭頂まで凄まじいエネルギーが背骨を駆け抜け、

頭頂が何度もキシキシとうごめいた。

そして時折ポッと空気が抜け熱い湯気が上がったようになる。



Goenka氏のDiscourseの中で、

「中毒はその対象物(アルコールやタバコなどなど)に中毒になるのではなく、

その対象物を渇望するさいの身体の反応に中毒になるのだ。」

という教えに深く納得。

だが、「それと同様に嫌悪も嫌悪の身体的センセーションに中毒になり嫌悪を繰り返す。」

の意味がつかめず先生に質問。

先生の回答

「人が深い潜在意識レベルで自分以外のなにかになりたいと望み続けると、

現実を受け入れることが出来ず(ありのままの自己を容認できず)

Aversion(嫌悪)するような身体的センセーションに中毒となる。」

う〜ん、深い。

自己否定を続ける自我が、

自分にとって嫌な状況にどんどんはまってしまうということだ。



今回出会った仲間も縁の深さを感じた。

最終日(昨日)沈黙の期間が終了し、宿泊施設に戻る時、

目の前を歩む娘くらいの年齢の女性に「Hi」と話しかける。

沈黙を破っての第一声だ。

彼女も振り返って「Hi」顔を見合わせて暫し声を上げて笑い、笑い、笑い、

そして感極まって二人とも涙、涙、涙。

人と一緒にいるってこんなにあったかいことだったのか。



一瞬一瞬、人は出会いと別れ、生と死のはざまで移り変わっている。

つまり、今目の前のいる人とも、

自分でも気付かぬまま次の瞬間別れていたりするのだ。

それゆえ人の縁はありがたく、切なく、はなない。



書いても書いてもこの体験は書ききれない。

夕方にいったヨガは全身の感覚が研ぎ澄まされて、

心も透き通っていて合宿前と違う感覚がした。

この世で生きることはとても貴重でとてもありがたく、

そして幸せなことなのだと今も胸のあたりが暖かくバイブレートしている。

生まれてきて良かった♡

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以下追記(10-01-2018)


体感で得たものは忘れないと思うが、

知識で得たものは消えてゆくので以下先生への質問とその回答の覚書。

質問

「日常生活での問題を、瞑想中に何度も思い出し、気がつくと考え込んだりしてしまいます。

瞑想に集中したいし、抱えている問題に執着を持ちたくないのですが、どう対応すれば良いでしょうか。」


回答

「大切な重要なことを考えてしまうのは自然なこと。

無理やり横に押しやってしまうのではなく、

その問題を自由自在にあらゆる方向から検討してみてはどうか。

一つの側面でなく多面的に。

そして結論は合宿中に出さずに、家に戻ってから出せばよいでしょう。」

 



質問

「Suppression(感情の抑圧)とEquanimity(平静)の違いは。」


回答

「真逆の心の働きかけです。

Equanimityは今起こっている事実を事実のまま、

感情を動かさずに見つめること。

それにより、長年培われた、考え方の癖やネガティブな感情が出てくるパターンを変容することができます。

一方抑圧は今起こっている事実を無かったものとして無視したり、

あるいは捻じ曲げて心の奥に無理やり押し込んでしまうこと。

抑圧した感情は、後の人生のどこかで、

増幅し厄介なものとして必ず浮上し、影響を及ぼします。」

 



質問

「身体の感覚がとても鋭く研ぎ澄まされていて、

センセーションをあらゆる部位で強く感じます。

大丈夫でしょうか。

何かをアクティベートしていないでしょうか。」


回答

「スローダウンが必要であれば、

アナパーナ呼吸瞑想に戻ったり、再び相談してください。

ただある意味感覚のアクティベートはすることになります。」


(昨年、レイキをどうしてもアクティベートしてしまった為、

今回はVipassana瞑想を純粋に遂行出来ているかの確認がしたかった。)

 



質問

「身体のセンセーションが発生する前に、

自発的にそれをコントロールすることは可能か。

例えば食べ物や、聞く音楽の種類、正しい思考などによって。」


回答

「Dharma(Law of Nature)(自然の摂理)

をコントロールすることはできません。」

 



質問

「身体のセンセーションは感じず、

感情のセンセーションのみを認知した場合、

どのように対処するのが正しいか。

その感情の出処のセンセーションが起こっているであろう身体の部分を探すのか。」


回答

「センセーションが起こった身体の部分を見つけようとはしないこと。」

 


質問

「それでは湧いてきた感情を観察するのですか。」


回答

「感情は、ああ、湧いてきたんだ、と認めてそしてすぐ放っておきなさい。

そしてそれまでと変わらず頭頂からつま先までの身体のセンセーションの観察を続けなさい。」

 


質問

「全身に電気が流れるような現象(バンガー)を経験しています。

とても気持ちがよく、これがCraving(渇望)に変わることを危惧しています。

瞑想中このセンセーションに執着が湧いてくる危険信号を見極めるには、

どのようなことに留意すればよいでしょうか。」


回答

「センセーションが繊細(Fine Sensation)で滞りなく流れていれば

先ず大丈夫です。

感覚が無い部位が多くなってきたり、

流れなくなってきたときは要注意です。」

 



質問

「上から下(頭頂からつま先)の方が下から上の数倍早いのですが、

速度は合わせた方が好ましいですか。」


回答

「速度を合わせる必要はありません。」

 


質問

「下から上に意識を上げる時、腰のあたりで必ず引っかかります。

大きく再び呼吸をして引張上げる感覚です。」


回答

「それはとてもよくあることです。

呼吸により引き上げるのは正しいアプローチです。」

 



質問

「日常生活に戻っても、

常に頭頂からつま先までの観察を順番通り繰り返すのですか。」


回答

「常に全体を観察しているということです。」

 



質問「

観察するのは身体の感覚と心の感覚ですか。」


回答

「身体の感覚のみです。」

 



質問

「終盤とてつもなく大きな暗闇の中で孤独の恐怖を感じました。」


回答

「プロセスが進むと更に大きなサンカーラの浮上を体験します。

とてつもなく苦しい体験にもなり得るので、

耐えきれないときは相談すること。」

 


質問

「Enlightened(悟ったひと)は孤独を感じないのですか。」


回答

「感じません。」




<食事1> 6:30 AM @ Vipassana Center
ピーナッツバターボール 100
Total 100

<食事2>  12 PM
Lunch @Pho Restaurant 1000
・Deep Fried Chicken Wings
・Spring Roll
・Stake and Tendon Pho
・Iced Coffee Bubble Tea
Sub-total 1000     Total 1100

<食事3>  6:30 PM
プロテインシェイク 60
Sub-total 60     Total 1160

<食事4>  8 PM
赤ワイン 340
Sub-total 340    Total 1500

【Day1との比較】*Day 1= 8年前 01/06/2009、今回 08/11/2017
8年前(02/18/2010) : 体重 52.1kg (-15.6kg)   体脂肪率 24.8% (-10.5%)   
今回  (本日)         : 体重 xxx kg (kg)   体脂肪率 xxx % (xxx %) 
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カロリー摂取量:  1500 kcal
運動:                    Yoga Power Vinyasa 60分 ( 17:30 ~ 18:30 )
                               Meditation 60分 ( 4:30 ~ 5:30 )
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